パーレイ法は逆マーチンゲール法
カジノの攻略法として古くから知られているものに、マーチンゲール法と呼ばれる方法があります。
この方法とは全く逆の発想で開発された攻略法、それが今回紹介するパーレイ法です。
このパーレイ法とはどんな攻略法で、メリットはどんなものなのか。
そんな疑問に対して今回、注意点も踏まえながら総括的に紹介していきます。
これを読めばきっと、パーレイ法について今日から自由に利用できるはずです。
それではパーレイ法の概要から紹介していきましょう。
逆マーチンゲール法
パーレイ法はマーチンゲール法の逆です。
マーチンゲール法とは負けたらベットした金額の倍を賭けて再び勝負するという方法で、パーレイ法は逆に勝ったら倍の金額を賭けて勝負するという攻略法です。
「連敗して賭け金を2倍」にするマーチンゲール法に対し、「連勝して賭け金を2倍」にするというスタイルから逆マーチンゲール法という別名もあります。
このパーレイ法の利用例を紹介していきましょう。
最初に1ドルかけてゲームに勝ったら次は2ドルベットします。
そして3連勝したら4ドル、4連勝で8ドルとしていく方法です。
マーチンゲール法は勝った時点で終了するのに対し、パーレイ法は負けた時点で終了するというのが特徴です。
また、1ドル賭けて、負けたらもう一度1ドル賭け、2連勝して負けたら、また1ドルからスタートします。
こういった流れで利益を積み重ねていくという攻略法です。
パーレイ法の特徴
パーレイ法の特徴は、シンプルで簡単、少ない資金で戦える、適当なタイミングで止められるという点です。
シンプルで簡単なのは、パーレイ法の特徴です。
勝ったら賭け金を倍にしてベット、負けたら1からやり直しというシンプルな攻略法は、とにかくシンプルです。
メモ帳を用意して数字の列や表とにらめっこしたり、難しいロジックを覚えるといった攻略法とは対照的といえます。
また、初心者でもルールが簡単なので、あっという間に覚えることができるのも魅力といえるのではないでしょうか。
少ない資金で戦えるのも特徴です。
初期投資を1ドルにすれば、100ドルの軍資金で100回勝負することができます。
なぜなら、負けても最初に投資した1ドルしか損をしない攻略法だからです。
勝った分をそのままベットしていくので、たとえ1億ドルまで膨れ上がったとしても、勝ち金から出ている金額なのでダメージは少ないといえるでしょう。
適当なタイミングで止められるというのもメリットです。
負債のない状態で戦っているので、もうやめようと思ったらすぐにやめられます。
マーチンゲール法は、これまでの負けが積み重なっているため、心理的に何とか挽回しようと泥沼に陥るのとは、対照的といえるのではないでしょうか。
このように攻めのマーチンゲール法に対して、どちらかというと守りのスタイルなのがパーレイ法です。
パーレイ法の注意点
目標の金額を設定しておく、儲けが少ない、負けた時の心理的ダメージが大きいと言ったものが挙げられます。
目標の金額を設定しておかないと、勝ちが続けば延々と勝負することになります。
そのため、どこかで利益を確定しないとベットした金額がゼロになってしまう負けのタイミングまで戦わなければいけなくなってしまい、利益を確定できません。
最初に必ず何ドルまで儲けが出たらやめるという取り決めを行ってから、パーレイ法を使うようにしましょう。
儲けが少ないのも注意点です。
マーチンゲール法のように、一気に利益をたたき出すものではありません。
そのため、1ドルずつ利益を積み重ねていくような地味な戦い方になることもあります。
これは目標の設定方法や初期投資の金額を増やすことで改善できますが、あまりに高い目標だと負けた時の心理的なダメージが大きいという弱点につながっていきます。
負けた時の心理的ダメージというのは、積み重なった勝ち金が1回の負けで一気にゼロになるということです。
例えば1ドルが100ドルまで積み重なっても、一回負けるだけで全ての儲けが消えます。
このように常に勝ちが求められるため、ローリスクな反面、リターンが一気にゼロになるということに注意して運用する必要があります。
パーレイ法が使えるゲーム
基本的にマーチンゲール法と同じく勝率が50%で配当が2倍のゲームが対象です。
例えばルーレットの2倍のベットがおすすめです。
バカラやブラックジャックでも利用できますが、これはカードの枚数が変化するために長期戦になると徐々に正確な利益が出せなくなる可能性があります(勝率50%が変化するため)。
こういったゲームにのみ適応できる攻略法ではありますが、余計な知識がなくともプレイできるだけでなく損失も少ないなど、利益を中心に考えた場合、かなり楽しく遊ぶことができるでしょう。
最後にパーレイ法のコツとして、利益を確定する金額をあらかじめ必ず設定しておき、引き際を意識して戦うことを挙げます。